過失割合で予期しないような提案をされたら│熊本の交通事故相談は林行政書士事務所へ、後遺障害等級認定から異議申立てまで対応

過失割合で予期しないような提案をされたら

過失割合で予期しないような提案をされたら

 

もしも

 

事故の被害に遭い、病院のベッドで寝ているあなたに
相手の保険会社の担当者が、こう言ってきたとします。

 

 

「今回の事故は70対30ですね」

 

 

60対40でも、両方動いていたから50対50ですね、
とか何でもかまいません。

 

 

およそ、最初に言われる過失割合の数字は
受け入れがたいものが多いように聞いています。

 

痛いのを我慢して軽くキレたいのもわかりますが、

 

何度も言うように、事故に遭ったあなたが
当面の目標にしないといけないのは

 

自分の手出し金額なしに治療を受け
少しでも体が快方に向かうよう治療に集中することです

 

 

それに加えて

 

 

体中痛いのに声を張り上げて交渉しても
この段階では、数字が修正されることはほとんどないですし、

 

今回あなたが遭った事故の形態についての過失割合はどんな
類型のものかについてもほぼ知らないと思います。

 

体の具合がより悪くなるだけです。

 

 

ですから、この話をしているのですが

 

過失割合について知っておいて欲しいことが2つあります。

 

 

一つ目は、

 

 

過失割合は、話し合いで決まるものではなく
事故の発生状況から基本的には決めていくもの

 

 

ということです。

 

 

要するに、こんな感じの事故の場合には
大体これくらいの過失割合になりますよ、
ということが予め決まっているということです。

 

 

二つ目に、

 

 

相手の保険会社が「今回の過失割合はこうなります」
といってきた数字は

 

後でひっくり返せる

 

ということです。

 

 

当然、「その数字で納得します」と言ってはいけませんよ。

 

じゃあ、具体的にはどうすればいいのか?

 

 

まず、納得できない過失割合を告げられた時点で

 

こう答えてください。

 

 

すいません。私ははじめての交通事故で
 過失割合については全くわかりません。

 

 何で、70対30になるのかを、詳しく教えて
 いただければ、助かります。

 

 できれば、今回の過失割合についての資料などが
 ありましたらわかりやすいと思うんですけど・・・

 

 

 

基本的に、過失割合は

 

 

「別冊判例タイムズ 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準」

 

という本を参考に、決めることが多いので

 

この本の中に記載されている同じような事故の類型から

 

参考になるページをコピーしてくれると思います。

 

 

この本は、車対歩行者、車対車等、類型別に基本の過失割合の基準と

 

「その修正要素」

 

の説明が載っています。

 

したがって、 この判例タイムズのどの事故態様
にあてはめるか、という事故態様の確定がまずは重要と
なります。

 

 

また、少しだけ、ここでもその修正要素の具体例を紹介しておきます。

 

 

例えば、加害者側に過失が加算される場合として
次のような事情があります。

 

 

1.住宅地・ 商店街における事故だった

 

2.被害者 (歩行者)が児童・老人だった

 

3.被害に遭った歩行者が集団だった

 

4.速度違反・ 飲酒・合図なしなどの道路交通法違反をしていた

 

5.加害者に著しい過失・重過失が認められる

 

 

 

逆に、 被害者であるあなたには次のような事情がある場合には
過失が加算されてしまいます。

 

 

 

1.夜間の事故だった

 

2.あなたが歩行者で幹線道路での事故だった場合

 

3.あなたが横断禁止場所を横断していた場合

 

4.あなたに速度違反などの道路交通法違反があった場合

 

5.あなたに著しい過失・重過失が認められる

 

 

 

ですので、その判例タイムズのコピーに記載されている
その交通事故特有の修正要素をきちんと読み込んだ上で

 

反論すればいい、ということになります。

 

 

ただ、現段階では、治療に集中するのが目的なので
まずはいったん

 

 

「資料ありがとうございました。ですが、まだ体の状態が
 かなりきつく、検討できていません。

 

 もう少し、状態が良くなってから、返事しようと思うんですが
 それでかまいませんか?」

 

 

といって、どっちつかずの状態を維持するのが、いいと思います。

 

 

ちなみにですが

 

「両方動いていると、100対0はありません」

 

という話を聞いたことがあると思いますし、
実際にそう言われた経験のある方も多いと思います。

 

 

ですので、念のために言っておきますが

 

両方動いていても、100対0の事故はあります。

 

まあ、これは念のため、書いておきました。

 

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